ゼンタングル vs 大人の塗り絵

最近、流行ってますよね、大人の塗り絵。ここ数年、日本でもアメリカでも、本屋とか文具店とか色んなところで目にするようになりました。

小さい頃、時間が経つのも忘れて、ぬりえをしていたのを思い出します。大人になってから使う機会があまりなかったからか、色鉛筆ってだけで懐かしい気分になっちゃいます。そういえば、いつも噛んでたな…とか。

実は、私も買おうかな…と思って、お店でパラパラっと塗り絵のページを見たことがあります。さすがに大人の塗り絵というだけあって、とっても綺麗なデザインだったのですが、最初のわくわく感が少しずつ消えていきました。子供の時はあんなに楽しかったことなのに、大人の私は余計なことを考えてしまいます。

この塗り絵、細かいなぁ。色鉛筆をしょっちゅう削らんと、はみ出るやん。12色だけやったら物足りへんけど、他の色まで買い揃えてたら結構な出費になるよなぁ。ペンを使ったら、きっと裏ににじみ出るやろうし、それもイラっとするわ。一枚にどれくらいの時間がかかるんやろう? 塗り絵してる時間なんてあるん?時間の無駄やないの?塗り絵したところで何のためになんの?

大人になると、色々なことが無駄に複雑です。

というわけで、塗り絵を買うには至りませんでした。

大人の塗り絵の人気の秘密はどこにあるのでしょう?塗り絵アプリまで出るほどの人気です。(これは塗り絵をする時間がない人のためでしょうか?)きっと、みんなリラックスしたいんですよね。時には自分の世界に浸りたいんですよね。石ころを蹴りながら歩いていたら、あっという間に家に着いちゃったとか、外で縄跳びしてて気がついたら日が暮れていたっていう経験ありませんか?時間が経つのも忘れて何かに没頭できるって、大人にとってはある意味で究極の贅沢です。締め切りに追われてがむしゃらに仕事をするとか、ぼーっと連続ドラマの録画を何話も立て続けに見るとか、たしかに時間はどこかへ行ってしまいますが、あー楽しかったとは思いませんよね。

それに、何かを創りたいという気持ちが、誰の中にでもあるのではないでしょうか?ゼンタングルは、パッと見は大人の塗り絵に似ています。誰にでもできるし、リラックスできるという点では、確かに似ています。しかし、もっと奥が深いのです。毎回、ゼンタングルを描くたびに新しいことを学びます。大量に印刷されたコピーでなはなく、ひとつひとつが自分オリジナルの作品なのです。

少しだけ塗ってみて放置状態になっている塗り絵の本が家にあったりしませんか?大人の塗り絵ブームは、そのうち去っていくのではないかと思います。塗り絵がつまらないと言っているのではありませんが、もう少し創作的なことをやってみたいという人は、ゼンタングルにトライしてみては?

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